着工会議を行いました

着工会議
 
「3階建ての家」の着工を前に、打合せを行いました。
工事前に設計者と工事に携わる人々が顔を合わせ、それぞれの仕事の取り合いや注意点を確認する、いわゆる「着工会議」と呼ばれる打合せです。
工事には、様々な職種の大勢の人が関わります。私たちの事務所の大きなテーブルも、今日は満席となりました。
 
今回の会議では、鉄骨の梁と木造の接合方法や、限られたスペースに納めなくてはいけない設備配管のルート、基礎のコンクート工事の施工方法などについて確認・検討を行いました。
 
基礎施工図
 
上の図面は、基礎のコンクリート施工図です。
工事に入ると、建築家の描いた「意匠図」、構造設計事務所が書いた「構造図」をもとに私たちの方で「施工図」を製作します。
これは、現場で職人が実際に工事をするための図面で、先に挙げた基礎の施工図のほか、木造のプレカット図・家具の製作図など、工事の進捗に合わせて随時 作図していきます。
一度起こした施工図は、完全になるまで建築家や構造設計家とのチェックバックを繰り返します。
 
施工図を起こすと、詳細納まりや作り都合などがはっきりと見えてきて、意匠的・構造的・工事的にどのような施工が最もシンプルで機能的なのかをより深く検討していくことができます。
 
ミース・ファン・デル・ローエという著名な建築家が好んで語った「神はディテールに宿る」という言葉があります。
「細部への徹底的なこだわりこそが、全体の品質を決定する」といった意味に取られることの多い言葉ですが、「モノを作るという『現実』に向き合い、どう作るかを真剣に考えること」を単純に指している言葉なのではないか、という気がしています。

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