「中庭のある家」設計が始まりました

内観スケッチ

一軒の住宅の設計が始まりました。

 ・ 素材感があり、年月とともに味わいを深めていく家。
 ・ 家族が自然と集まってしまう、大きなテーブルのあるリビング。
 ・ 雑多なモノをすっきり仕舞える、見せない収納。
 ・ 中庭と、テラスと、大きな木。

思いつくままに語って頂いた家のイメージをもとに、建築家・熊倉洋介氏とのワークショップのような形で家づくりが始まりました。

時代が変わっても古びないデザイン、時とともに味わいを深めていく素材。それを追求することは、流行などではない、生活や家の本質をみつめ直していく作業なのかもしれません。
 
 
§ 熊倉洋介氏の手掛けた住宅 §
 → 駒場の家
 → 深沢の家
 


北欧デザイン|ゆりかごのような椅子

以前、「折りたたみ椅子のモデルとなったデザイナーチェア」の記事で、事務所で使っておりますスツールをご紹介しましたので、現在使用中の椅子をもう一つ、ご紹介します。
 
デンマークの女性デザイナー、ナナ・ディッツェル(Nanna Ditzel)が1957年に発表した「EGG」という椅子です。
籐(ラタン)でできた卵型の入れ物に、“座る”というより“入る”といった感じのこの椅子は、実際に座ってみると、包まれて浮遊するような感覚がします。

Egg Chair

包み込むような形状だけでなく、「曲げる」「組む」「巻く」「編む」といった人類古来の手仕事による生産工程が、ゆりかごのような安心感と温もりを与えるのではないか、という気がします。

エッグチェア

籐は採ったあと5~10年で再生するため、環境を破壊しない資源と言われています。
環境に優しい材料と、人の素朴な手作業、そしてモダンデザイン。
すべてがうまく融合したからこそ、誕生して半世紀以上経つこの椅子が、今なお広く愛され続けているのだろうと感じます。
 
こぶたの家事務所風景