隠れてしまう工事

屋根と外壁、サッシの工事が終わると、建物内部の工事に移ります。
 
壁の中には断熱材が充填され、電気関係の配線やスイッチ・コンセントボックスなどが設置されています。
完成すると見えなくなってしまいますが、建物の性能上、とても重要な部分です。

断熱材工事
 
引き戸のための金物やカーテンレール、窓やドアの枠も取り付けが始まっています。
仕上がったときにすっきりと見せるためには、壁や天井を貼る前に行う下作業が大事です。
本来、表にでてしまう部材を埋め込んだり隠したりすることで、空間の印象はぐっと変わってくるのです。
 
また、設備の配管も、完成後に隠れてしまう部分です。

設備配管工事

仕上がりに合わせて墨出しを行い、厳密に配管していきます。
美しくすっきりとした配管は、設備の長持ちにつながります。
 
隠れて見えなくなってしまう部分こそ、しっかりと丁寧に計画し、工事することが大切だと考えています。


屋根と外壁

現場では、屋根・外壁の工事が進んでいます。

屋根ガルバリウム鋼板葺き

屋根はシルバーのガルバリウム鋼板の一文字葺きです。
写真に写っている面は曲面になっているため、一文字葺きを微妙に調整しながら扇状に葺いています。
職人さんの腕の見せ所になりました。

外壁はグレーの窯業系サイディング張りです。
サイディング材には様々な色・模様の商品がありますが、デザイン上、最も素材本来の色に近くフラットなタイプを選択しています。

外壁サイディング

また、必ず入るサイディングのジョイントの目地に、サッシの高さがぴったりと合うように設計されています。
施工上も、何度も高さを確認しながら慎重に作業をしています。

 
サッシ、外壁材、屋根材… 様々なメーカーが数多くの建材を出しています。
設計の過程でじっくりとデザインを練り、ちょっとした配慮をすることで、バラバラだった材料が個性ある建物になっていく様は、建築の面白さのひとつではないかと思います。