建築・デザイン用語集 | は行

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パーティクルボード
particle board。木材の削片などに接着剤を加え熱圧成形した板材。
配筋検査
コンクリートを打ち込む前に、正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者によって調べる手続き。
鉄筋にかぶるコンクリートの厚みが適切かどうかなど、強度や耐久性にかかわる重要な検査のひとつ。
ハイサイドライト
天井付近の高い位置に鉛直方向に設けた窓。頂側光採光の事。部屋の奥まで光が届きやすくなるという利点がある。
バイブレーター
vibrator。生コンクリートを打設する際に、振動を与えて充填を促す機械。
バウハウス
Bauhaus。第一次大戦終了後に美術・デザイン・建築の教育機関として建築家のグロピウスが校長になって設立された。教育理念の背景には、アーツ・アンド・クラフツがある。
クレー、カンジンスキー、イッテンなど優れた作家が教授陣を構成し、家具、住宅、舞台美術、絵画、写真、金工、グラフィックなどを含む総合芸術の実験場として機能した。二十世紀前半のもっとも重要な美術教育の場となったが、ナチスの台頭によって閉鎖された。
羽子板ボルト
木造の仕口部分が外力を受けたときに抜け落ちないように、材を連結する羽子板状の形をしたボルト。
林 雅子
Masako Hayashi [1928 - 2001] 北海道出身の建築家。「私たちの家」(自邸)「ギャラリーをもつ家」などを設計。
日本の代表的な住宅作家であり、その作品はモダン・リビングの典型として知られている。
作品の特徴は大屋根と水平線を強調したスラブ(鉄筋コンクリートによる平らな床板)の組み合わせで、ほとんどの作品が鉄筋コンクリート造か、鉄筋コンクリートと木造などの混構造である。
バリアフリー
高齢者や障害がある人など、通常の住宅で生活する際に不自由のある人がなるべく不自由なく生活を送れるようにすること。
住宅内の小さな段差、階段、玄関などの出入口、廊下やトイレに、高齢者や身障者などハンディキャップがある人々の移動や行動での障害をなくすため、それぞれ床や出入口の段差を解消したり、階段に手すりを設置したり、廊下の幅を広げたり、浴室を広くして手すりを設置する。
パントリー
pantry。食品庫、キッチンの一部分に作りつけられた収納庫のことをいう。もともとは欧米の住宅に見られるキッチンの「次の間」的な場所で、食器、調理器具、常備食などの貯蔵室を指す。

ピアノ丁番
丁番の一種。扉の反りを防ぎ、強度を増すためにナックルが多い。ピアノに使用されることが多いためこの名で呼ばれる。
Pコン
コンクリートを打設する際に型枠を固定するための金具。セパレーターとフォームタイと合わせて使用し、脱型後はPコンの跡がコンクリート表面に丸く残る。
ヒートブリッジ
heat bridge。外壁と内壁の間にある柱などが熱を伝える現象のこと。特に熱伝導率の高い鉄骨は、外気と室内の熱を伝えやすくなる。
夏は熱が伝わり暑くなり、冬は冷気が伝わり寒くなり、このような現象が、結露の原因になるといわれている。省エネの観点からみると、冷暖房の熱効率が悪く、光熱費も高くなりがちになる。=熱橋
引込み戸
戸を壁の中や壁に沿って引き込むことのできる引戸。
引戸
ひきど。水平方向に動かすことで開閉する建具。
表層改良
地盤調査において地盤が軟弱であった場合に行われる地盤の改良、補強方法の一つ。
通常、軟弱地盤が2m以下の場合に表面に凝固剤を混ぜて固める方法。
表示の登記
土地や建物がどのような区画、形状をしているかというような物理的現況を登記簿に記載すること。
ビルトインガレージ
狭い敷地を有効に利用することから考えられ、車庫を住宅に組み込んだもの。
建築基準法の容積率で、延べ床面積の1/5までは緩和されている。
ピロティ
pilotis。建物を高い位置に支え、地上面を吹き放しにする柱、あるいはそのような柱が並んだ開放的な空間を指す。
品確法
正式には「住宅の品質確保に促進等に関する法律」。住宅取得者が良質な住まいを安心して手に入れることが出来る為の法律として平成12年4月1日に施行された。

フィリップ・ジョンソン
Philip Johnson [1906 - 2005] アメリカのモダニズムを代表する建築家。代表作は、自身の週末住宅である「ガラスの家」。
風致地区
都市計画法の土地利用計画において、用途地域に付加される指定の1つ。
都市に見られる自然的な景観を維持するために、一定の建築・開発行為を認めつつも、建築物の建設や宅地の造成などに制限を設けた地域のこと。
フォースター
F☆☆☆☆(Fフォースター)は、工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク。
2003年の法改正によって、ホルムアルデヒドの放散量の性能区分を表すために新たに表示することが決めらた。 F☆☆☆☆と表示されている建材や内装材だけが使用量が制限されない。F☆☆☆やF☆☆になると条件付きや使用量制限があり、F☆のものは内装材としての使用が禁止されている。
不動産取得税
不動産を取得することによって納める税金のことで、固定資産税評価額×3/1000で算出される。
踏面
ふみづら。階段の上面のこと。
プラスターボード
plaster board。石膏を芯材として、その両面と側面をボード用紙で被覆したボード。耐火、防火、遮音、断熱性能があり、室内の仕上の下地材として用いられる。 =石膏ボード
フランク・ロイド・ライト
Frank Lloyd Wright [1867 - 1959] アメリカの建築家。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれる。
当時シカゴ周辺の住宅にあった屋根裏・地下室などを廃して建物の高さを抑え、水平線を強調したプレイリースタイルという様式で評価を受ける。
モダニズムの流れをくみ、幾何学的な装飾と流れるような空間構成が特徴である。
1937年に竣工した落水荘(カウフマン邸)は、非常に有名である。
ブルーノ・タウト
Bruno Taut [1880-1938] ドイツの東プロイセン・ケーニヒスベルク生まれの建築家、都市計画家。
1924年から携わったブリッツのジードルンク(住宅団地)で国際的な評価を受けた。
ナチスが政権を獲得した後、1933年に日本を訪れ、そのまま亡命した。ジャポニズム、アールヌーボーを通して日本に関心を持ち、桂離宮を評価した著書を著したり、熱海の日向別邸で地下室部分のインテリアデザインを行った。現在は熱海市に寄贈され、2006年に重要文化財に指定されている。
プレカット
大工が図面をもとに柱や梁に墨付けをし、現場で手加工していた部分を、コンピューター制御による最新の機械ですべて行ない、手加工によって生じやすい品質のバラツキをなくし、現場の省力化、工期の短縮を計る工場生産システム。
プレキャストコンクリート
壁、床、基礎、柱など、さまざまな建築用部材を事前(プレ)に成型加工(キャスト)したコンクリート部材のこと。その多くは鉄筋、鉄鋼などで補強されている。precast concrete。
プレストレストコンクリート
密度の良いコンクリート成型材を得るため、成型加工する鉄筋コンクリート部材のうち、あらかじめ(プレ)鉄筋に張力 (ストレスト)を与えておいて、その状態でコンクリートを硬化させるもの。コンクリートは鉄筋の張力を受けているため、収縮亀裂が生じにくい。prestressed concrete。
フロアヒンジ
ドアクロ-ザ-の、床に埋め込むタイプをいう。
プロダクト・デザイン
product design。製品のデザインのこと。工業生産物や製品のみならず、広義においては製作物(ある計画によって生み出された成果)全体を意味する。
プロフィリットガラス
profilit glass。型板ガラスを「コ」の字型に曲げたガラス。縦葺・横葺が可能。

ペアガラス
ガラスを2枚用い、中に空気層を挟んで断熱性能、結露防止、防音効果を高めたガラスで省エネ効果が大きく、結露による建物に対する悪影響も少なくなる。ガラスが3枚のものもある。=複層ガラス
壁面後退
隣地境界線や道路境界線から建物の外壁面を、ある距離まで後退させること。=セットバック
べた基礎
直接基礎の一つで、建物の面積全体を基礎にしたもので、地盤の荷重負担が減るとともに、基礎全体の剛性も高まる。
ヘリット・リートフェルト
Gerrit Rietveld [1888 - 1964] 20世紀オランダの建築家、デザイナー。オランダのユトレヒトに生まれた。家具職人の父のもとで修業し、1911年に自分の家具工場をはじめる。1918年、モンドリアンらとともに芸術運動デ・ステイルに参加。デザイナーとしては「赤と青のいす」、建築家としては、世界遺産にも登録されているシュレーダー邸が有名である。
ベンチマーク
bench mark。敷地の高低差の標準になる基準点のこと。

防火地域
防火、防災のため、燃えやすい木造建築をしめ出して耐火性能の高い構造の建物を建てるように定めた地域。
密集した市街地等をカバ-するように定められています。防火地域と準防火地域の2種類がある。
防犯フィルム
窓ガラスからの賊の侵入を抑制させる窓ガラス用防犯フィルム。泥棒は住居への侵入に時間のかかるほど、あきらめる可能性が高くなる。 防災効果も期待できる。
ボーリング調査
直径約4cmのパイプ状のロッドを回転させて地面に押し込み、地層がどのようになっているのかを調べること。
地盤の支持力度を把握するために行う調査・試験の1つ。地層の各層の強さや常水面(常に水のある位置)の深さなども分かる。
ポール・シュメトフ
Paul Chemetov [1928 -  ] フランス・パリ出身の建築家・都市計画家。フランス大蔵省新庁舎、パリ国立自然史博物館などを手掛ける。
ホールダウン金物
木造で建物が水平力を受けた場合に、耐力壁にかかる引抜き力に抗するために、1階では基礎または土台と柱、2・3階の 管柱では柱と柱、柱と梁へ取付ける金物。=引き寄せ金物
ボールト
vault。アーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする天井様式および建築構造の総称。ヴォールト。
保存の登記
所有権の移転や抵当権を設定する等の権利関係を登記簿に記載すること。
ポリカーボネート
polycarbonate。熱可塑性プラスチックの一種。透明で強度があり加工性が良いため、光を通す為の材料として使用することが多い。屋根の一部に使用して天窓にしたり、洗濯物干場の壁、天井の材料に利用したりなどする。簡易屋根つき駐車場の透明の屋根にもよく使われる。
ホルムアルデヒド
formaldehyde。有害化学物質の一つで、合成樹脂や接着剤に含まれている。空気中に拡散し、多量に吸い込むと中毒を起こす。また、化学物質過敏症の一因としても挙げられる。最近ではホルムアルデヒドを使わないノンホルマリン接着剤が使われるようになってきている。